アッテネーターのガリを取る


20年ぐらい使っているスピーカーから雑音が出るようになってしまった。
以前、ウーハーのエッジを交換した スピーカーだが、なんかざらざらと変な音が出る。
それで普段触らないアッテネーターのスイッチを回すと、ガリガリと盛大にノイズが出る。
どうやら原因はアッテネーターにあるようだ。
電気回路に詳しい人の多いF&Fのサイトの掲示板で相談してみると、 アルコールで掃除して、コンタクトZを施すのがいいのではとの助言を受けた。

どうせ使わないので、短絡してしまおうかとも思っていたのだが、壊すのはいつでもできるから、 まずは、そのようにしてみることにした。

つまみを取る
つまみを外すとナットが見えるが、奥まっているので、自宅の工具では外せない。
それで、まわりのプラ板ごと外すことにする。
が、周囲の4個のねじをとってもびくともしない。
きっと、アルミプレートの下に隠しねじがあるに違いないと、銘版をはずすと、なんと!!
隠しねじはない
隠しねじは無い!!アルミに傷がついただけ!!(親指の下)がーーーん!!
カッターでアタック
隙間からカッターの刃を入れて、少しずつ探りながら、プラ板をはがす。
カッターの刃が折れて飛ぶかもしれないから、めがねは必需。
カッターはこんな風に伸ばして使ってはいけないものだけど、結構便利。
とれた
ちょっとてこずるが無事外れる。
プラ板は接着剤で接着してあった。びっくり。
部品は熱収縮チューブで保護してあるが、透明なので分かりやすい。◎
透明チューブを取り外し、ここ(↓)やここ(↓↓)の
接点1
接点2
接点に書き方鉛筆6B(←次男のおさがり品)を塗る。
電気接点にこれが良いというのは、今日の必ずトクする一言 がオリジナル。

反対側は、はじめからカッターの刃で外す。
少し浮いたところで何か(ここではドライバー)挟んで、外向きの力をかけながら刃を入れて切ると作業は早い。
2台目


結果は上々で、ノイズはきれいに無くなりました。皆さんどうも有り難うございました
アルミ銘板の傷も、私にはよい記念ですね。笑。

2008.10.10.


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