全体をよくサンドペーパーで磨いた後、サンディングシーラーを刷毛でさささっと塗る.
シンナーくさいので完全防備で戸外でするのが肝要.多少むらがあってもどうせサンドペーパーで剥くので気にしないで大急ぎでするのが重要.でないと体に悪い.
私の場合、マスクをして息を殺して大急ぎで作業をしたにもかかわらず、当日はなんか頭が痛くなってしまいました.
こんなものを袋に入れてわざわざ吸引する人間がいるとは信じられません.ホンと.
翌日、ウクレレの表面を触ると、あんなにサンドペーパーでつるつるに磨いたのに...って思うほど表面はざらざらになってます.それでシーラーをサンドペーパーで磨くとこんな風に真っ白になります.(↓)
このシーラーの粉を乾いたタオルできれいに拭いて再度同じ作業をすると、今度はほとんど表面がざらざらにはなりません.ちゃんと目が止まった証拠なんでしょう.
もう一度、サンドペーパーをかけ真っ白の状態にして、それをタオルでふき取ります.
指板と上コマにはラッカー塗装をしないことにしたので、マスキングテープを貼ってガードします.
その後スプレー式のラッカーを拭きつけ、一日乾かし、サンドペーパーで磨くのサイクルを3度繰り返しました.サンドペーパーの番手はだんだん大きなもの(目の細かいもの)に変えていきました.
しかしラッカーの塗布をごくごく少量にしたので、出来あがりの感じは梨地風です.
もっとラッカーを拭きつけて磨き込むという仕上げも考えたのですが、ラッカーは薄いほうがいい音がするらしいのでそうしました.