全音のこのキットはとっても楽しいキットです.
縁あってここを読んでいただいたあなたも、是非、作ってみてください.
その際、にかわ、よく切れる彫刻刀(砥石)は絶対に用意してください.
そして出来ればカンナが欲しいです.
あとは、説明書をよく読み理解して作ってください.
何故そのような作業を要求されているのかを考えて作れば、結果的に説明書と違う作り方をしてもOKなんです.大丈夫きっとうまく出来ます.
私自身は、もう一度作ればもっと上手に作れるのになぁと思うときもありますが、もうひとつ作ってしまうと、これを弾かなくなりそうなので、このウクレレを楽しむことにします.
ウクレレは弾くのも楽しいです.
また、ウクレレを自分で作ってみて楽器や木製品に対する目が違ってきました.
見る目が出来始めたという感じです.
改めて、中学一年生の時買ったヤマハのFG122というギターや中学3年生のとき買ったヤマハのL6というギターを見ると、それまでなんとも思っていなかったいろいろな部位に対して、「むむむ」と思います.
たんすを見ても、敷居の接合部を見ても、「ほほぉ」と感じます.
それも思わぬ収穫でした.
それから、ウクレレの調弦は難しいと聞いたので、KORGのクロマティックチューナーCA-30を買いました.2500円ほどしたのですが、とっても使いやすくて買ってよかったと心から思います.
ウクレレのチューニング専用タイプもありますが、これは汎用チューナーです.
このチューナーを使ってギターを調弦すると、ギター全体から体に響く共鳴音が出てきます.今までへなちょこギターだと思っていた(ヤマハさんごめんなさい)FG122ですらよく鳴るんです.
実際へなちょこだったのは私のほうだったんです.
これもお勧めです.
最後になりましたが、鶴田さんのwebページと鶴田さんには大変お世話になりました.鶴田さんのおかげで私はウクレレを自作することが出来ました.本当にどうもありがとうございました.
2002.11.18.
2008.9.11.加筆